以前訪れたイタリア、シチリア島の町エリチェ。
来年にはイタリアに行きたいな、、と思いを馳せていた所、エリチェの町を思い出したので
昔の写真を探してみました。
シチリア島の北西、標高約750mサン・ジュリアーノ山の頂上にある町。
「あ、天空の城ラピュタだ!」と感動したのを覚えています笑。
本当に雲の上にいる感覚です。
こちらは宿泊したホテルのロビーかな。。。おそらく。
梁に模様が施されています。
石積みとライトの木の色、そして壁のブルーグレイが柔らかさのある落ち着いた空間にしてくれています。
さて、町は石畳と石造りの建物が続いていくのですが、それぞれの家や店舗等の玄関がとても印象的だったので
沢山写真を撮りました。
が、当時自分で見て楽しむばかりで、なかなか誰かにお見せする機会も無く。。。
一部載せてみようと思います。
町への愛着と日常を愉しむ事を大切にしている、さりげなく絵になってしまう風景。
こういった中世から変わらない町並みがひたすら続きます。
エリチェに住む方々にとっては日常も、訪れた私にとっては非日常。
お土産物屋さんも、もちろんあります。観光地でもあるので。
許可をいただき、お土産屋さんで撮らせていただきました。
素敵な町並みですね、と話していた時に
タクシーの運転手の方が「何もなくて退屈だよ。」とおっしゃっていたのが印象的でした。
家や店舗の前にグリーンを飾ったウェルカムな空気感。
退屈だからこそ愉しむ。ありふれた日常だからこそ楽しむ。
こういう、ただの陽気とも違う、達観しているような価値観がイタリアにはあるような気がして
魅かれるのかな、と思ったりしています。