タイ。バンコクへ行って参りました。
まずはタイの街の風景を少し眺めてから、「風土と色」について共有したいと思います!
(バンコクのカオサン・王宮周辺です。)
イエローやマゼンタのタクシー。手前や真ん中奥にはトゥクトゥクが見えます。
(トゥクトゥク=三輪自動車タクシー。車のように囲われていないので風や排気がガンガン入ります笑。
運転手さんによっては他のトゥクトゥクと競争のようになるので、子どもは大喜びします笑。)
道路はトゥクトゥク数台、車、自転車、人で混み合ってもの凄いことになります。
バスもカラフル感が日本とは違いますね。
ブルーのスターバックス。
その右側の建物は赤・青・黄ですね。
違和感、ということは無く、それなりに馴染んでいるのがタイです。
チャオプラヤー川から見えたビル。
こちらも赤・青・黄を中心とした様々な色。
ランブトリ通り。
日差しが強く、カラフルなパラソルやトゥクトゥクが映えています。
以上、タイの普通の街の風景を見てきましたが、
この年末年始のタイの気温は最高30度ほど。
昼間とても暑く、日差しも強く、半袖1枚で過ごせる気候でした。
タイの気候は熱帯。1年を通じて暑いですが、年末年始は乾季のため過ごしやすかったです。
さて、ここで共有したいのは「風土と色」。
上の写真からも、タイではビビッドな色が映え、街でも多く使用されていることがわかります。
これは、タイという場所が関係しています。
タイのように緯度が低い場所、つまり赤道に近い地域では太陽の光をストレートに受け、
暖色がより美しく、太陽光を受けた色はより鮮やかに見えます。
一方、赤道から離れ、北極や南極に近づくほど、太陽光は地表に届く前に大気層を多く通り散乱するため、
少しかすみがかったような青みがかった色に見えます。
ということは、住む地域で色の見え方は大きく変わってくる、ということ。
上の写真のようなビビッドな色はタイのような風土でこそ美しく映えて見える、ということです。
例えば、
車のメーカー等でも、世界の地域によって車の色を変えている、ということもあるようですね。
さて、日本はというと、、
日本は南北に長いので、南の沖縄と北の北海道では色の見え方はもちろん違ってきます。
頭でいちいち考えるとわかりにくいかもしれませんが、
沖縄ではブーゲンビリア。
北海道ではラベンダー。
を思い浮かべるとわかりやすいかもしれません。
自然は正直で、気候にあった色が美しく見えるようになっているのだと思います。
地域・風土によって映える色、は変わってくるということ。
それを改めて感じるタイ旅行でした。