フォトジェニックと言われる、自由が丘『LA VITA』(ラ・ヴィータ)に久々に行ってまいりました。
駅から歩いて徒歩5分ほどすると、このようなエントランスが見えてきます。
実は「おっ!」と思うほど、敷地は狭いです。
私も久々に訪れて「確か昔訪れた時もそう思ったかも。。」という印象でした。
トップ画像の看板の図を見るとおわかりいただけるかな、と思います。
この左の建物はトップ画像の6番。右側の建物は4番、です。
フォトジェニックと言われるだけあって、まさにインスタグラムを撮りにきているであろう
数組の方がいらっしゃいました。
ですが、平日かつ夕方ということもあり、寂しい雰囲気ではありました。
もし、カフェやオープンテラス等があれば、雰囲気も違うのだと思いますが。
ただ、開業が1990年ということを考えれば、20年以上経ってここまで雰囲気を保つのは
実は難しいことなのではないかと思います。
「自由が丘のベネツィア」とも言われるようで、短い水路とゴンドラがあります。
ですが、ディズニーシーのようなイメージを持って訪れると、
そのミニチュア感に残念な気持ちになりますのでご注意ください。
こちら左側の白っぽい建物が1番(トップ看板図参照)。
右側のグレイッシュなブルーの建物が、イエローやオレンジ系の建物が並ぶ中で反対色として
全体を中和している、と感じたのですが、こちらはこの施設の建物ではありません。
が、きちんとマッチするようになっていまよね。
奥が3番、手前が2番(トップの看板図参照)です。
これが『LA VITA』全貌です。
もっと遠景も撮りたかったのですが、やはりSNSにあげるために来たであろう方々が
消えてはまた現れ、、とこの日はしていたので、なかなか難しかったです。
こちら、看板の敷地図を北側から見て撮影したものです。
右側が6番、左側が5番。
実は、私の行った時間帯はこの5番の黄色い建物から親子連れがぞろぞろと出てきました。
ブレインズファクトリー、という算数能力開発や英語教育をしている学習塾があるのだそう。
やはり、教育熱は高いのだと感じる光景でした。
さて、この5番の黄色い建物の色をみてみました。
2.5Y8/4 程度の色ですね。
そして、3番の建物の色もとってみました。
ぴったりの色は難しく。
5YR7/4 と 5YR6/3 の間、というところでしょうか。
やはり、黄色の壁、は気をつけなければいけません。
無彩色以外のあらゆる色彩の中で一番明るい色なので、
選ぶ色を失敗すると、下手に目立ちすぎて街並みから浮いてしまいます。
『LA VITA』は自由が丘の街の中でどう見えていたかというと、
明るめの色の壁だとしても塗り壁のムラ感で色みを落ち着かせていたり、
グリーンの配置やレンガの囲い等で、
あまりにも突拍子もない建物群が出現!という感じではありません。
自由が丘は どちらかというと「洋」の街です。
駅前から、石畳、レンガ、ベンチ、等が印象に残る街並みになっています。
スイーツでも有名で、まろやかな色みが街並みの中にあってもさほど違和感はありません。
例えば、『LA VITA』にたどり着く前にはこのような建物も現れます。
こちらの建物(店舗と集合住宅)の方が新しいので、どちらかというと目立つぐらいでした。
外壁等、外観に現れる色彩は、やはり街並みに大きな影響を与えるので、
ぜひ周辺、その街のあり方、特徴などを大事に選定したいですね。